クロスフィット日本代表の板谷氏によるクイックリフトセミナー(クリーン編)を開催しました。大きなパワー発揮を獲得するために必須のクリーン。技術を習得するための細かい練習方法や可動域を改善するモビリティエクササイズなどを紹介していただきました。
2022年10月15日(土)にUNINTERRUPTED Fitness(みなとみらい駅)にて板谷友弘氏によるクイックリフトセミナー・クリーン編を開催しました。
競技パフォーマンスを高めるために習得しておきたいクリーンの技術。
動きを細分化して、一つ一つの動きを丁寧に確認しながら技術を身につけていきました。
クリーンがうまくいかない理由として挙げられるのが可動域の問題。
特に手首、肩、胸椎、足首に問題があると正しいフォームを取ることができる、関節に余計な負担がかかってケガのリスクが大きくなります。
なので、まずは全体的なモビリティエクササイズからスタート。
ゴムバンドなどを使いながら丁寧にほぐしていきます。ただストレッチをするだけではなかなか可動域は変わらないので、どちらかというとダイナミックな動きの中で可動域に変化を与えます。
可動域の問題をクリアしたら、バーベルの握り方、スタンス幅、バーベルの軌道などを確認していきます。ここがおろそかになると動きのメカニズムが違うものになります。正しいフォームを作るには正しいセットアップから。
セットアップの姿勢がしっかり取れたら、少しずつバーベルを持ち上げていきます。といっても最初は骨盤の高さからゆっくりと。
慣れてきたら太ももの高さ、膝の高さ、床と少しずつ高さを下げていってフォームを身につけていきます。
ここでのポイントは鉛直方向に力を伝えることと、跳ばないようにむしろ止めること。
体に染み付いたクセはなかなか直らないので、この辺りのフォームに修正するのは本当に苦労するポイントかもしれません。
あとはひたすら実践あるのみ。
自分でフォームを確認しながら実践して、時にはビデオに撮りながら自分と向き合います。こうやって自分と向き合って、自分の中でフォームを修正していく過程が、今後トレーナーとして指導する立場になったときに役に立ちます。
頭で理解するだけでなく、体で覚えていくことで初めて技術として身につけることができるでしょう。
トレーニングセミナーでは教えすぎることなく、あくまで参加される方が実践の中から学べるように指導を行っています。
次回は12月4日(日)14時からケトルベルワークショップです。
講師は今回に引き続き板谷友弘氏。
独特な形状をしたケトルベルを使いこなすことができれば、クライアントの潜在能力を引き出すことができるのは間違いありません。その分リスクも高いので、正しいケトルベルの使い方から効果的なトレーニング方法までお伝えします。
カテゴリ : training